旅日記 ~江戸東京たてもの苑~ 前編
2017年 09月 17日
あいにくの雨ながら、雨もなんだか良いなあ~落ち着くなあ~と
入り口まで公園をブラブラ歩きました
秋の紅葉、綺麗だろうなあ
入場料、たったの400円 入ってすぐのロケーション
雨でも大丈夫、雨をしのぐ場所沢山あるし、傘も貸してくれます
文化財の家々の軒先は、暖かみと懐かしさがあります
一つ一つ紹介ができないので(ありすぎて面倒なので)、建築の面白さを感じた所を
紹介したいと思います
角を窓にするのが素敵だなあと思いました、角がテーブルというか、物を置ける台に
なっているので、花瓶を置こうかな?テーブルランプを置こうかな?と想像が楽しいです
書斎の窓も、仕事がはかどりそうです
雨の日も、夕暮れも・・・外の景色を楽しむことが出来そうです
こちらはダイニング 使い勝手の良さそうな食器棚と、キッチンの方から食事を
出したり、食べたかどうかをのぞける小窓が可愛いです
白い壁に、真鍮の取っ手の付いた白い建具は憧れだなあ~ 床もピカピカです
建築家の家は、あちこちにその家の生活に合った工夫がされていました
またさりげなく視覚に遊びを加えています
こちらは書斎、陽の入り方具合がちょうどいい感じ
写っているのはボランティアさんです
家の中の工夫を教えてもらいました 扉のつけ方、障子、窓、雨戸の不思議なところなど
とても戦前に作られたは思えない家です
左が窓、中が雨戸、右が障子になっています(空間のある中に雨戸がきます)
居間と言うよりサロンです このくらい物を減らして空間を楽しめたら、気持ちも
良いだろうなあ~と思いました
昔は黒いタイルを良く使っていましたよね
こうしてみると、新しさを感じます
中も外観もすごくモダンなのに、それでも良く見ると・・・昭和の建物ですよね
写真館のエントランスですが、この黒い石を敷いたたたきが懐かしいです
三井の邸宅ですが、どこを見ても贅沢なつくりで、財閥の力を感じました
これは脇にある入り口の扉ですが、鋳物をはめ込んだだけで印象深いです
すごいです
二階の小さな和室ですが、窓が大きく開き、庭をゆったりと眺められます
そしてその脇に小上がりの二畳の和室、ここにお布団敷いて寝たいです
たった二畳なのに、床の間、収納、特別な空間です
そして台所ですが、使いやすそうな戸棚に、そしてこれこそ必要と思った
二段になった調理台、スペースを有効活用しているなあ(こんなに広いのに)
と言うより、こうなっていたら作業しやすいだろうなあって思います
この感じ、小さい時に病気になるたび通ってた「聖園病院」を思い出します
なんか妙に落ち着きます この調理台、本当に良い
これどこかで採用したいです
沢山のお客様の食事の準備をする使用人さんたちが、ここで奮闘したのでしょう
座敷が会議室のようになっています
ここも威厳があって素晴らしかったです
とりあえず・・・ここまでが前編ということで 後半もありますよ