観光のメッカ 角館
2013年 04月 24日
桜はまだですが角館のハイシーズンを 楽しんできました。
私の楽しみと言えば、面白いものないかなーーーとひたすら見る事ですが
あったあった。
まずは普通に駅前です。 イメージは 「観光地の駅前」 です。
駅から角館の核心部へ歩く途中の、昔からの商店街
こんな劇場?映画館?もあります。既に廃業の様子。
非常にいい味出しています。
さあ、観光客がそぞろ歩く通りに突入です。
以前は回転してたであろう、展望レストラン。
ハイテクとは程遠い、完全手作業、口作業らしき自転車屋さん?
そして見つけた、私の中の時代錯誤
私の憧れ、バスガイド。 発車~おぉらぁ~い。
そしてここが武家屋敷通り
桜が・・・残念ながらまだまだ・・・でも咲いたら見事でありましょう。
道端だってディスプレイポイント
赤の色合いに魅かれ
観光客のいない小道から出た交差点の風景
多分、こういうのが角館が栄えた一番良い時代の象徴かと
こういった少し大きめの店舗が沢山あります。
さて、ぐるりひと回りしたので・・・いよいよ、美味しいポイントへ。
観光地なので美味しそうな食べ物、また良さ気なレストランが沢山ありますが
うわべだけになりそうな所、本当に美味しい素晴らしいお店を紹介してもらいました。
一方通行で、そうそうよそ者が入り込めないような、でも繁華街に寄り添うように
営業している和菓子店。
どれもかしこも美味しそうなのですが、あえて、選んだのが 「桜餅」。
見てこの乙女のような姿。 初々しい品の良いあんこを、薄皮でそっと包み込み
鮮やかな桜の葉の塩漬けを羽織らせた逸品。
その柔らかさと嘘の無い美味しさに、天を仰ぐしかありませんでした。
お店の名は・・・
ここで 「コーヒーぜんざい」 も購入。最後に紹介します。
そして本物を求め、更に奥地へ。車で10分くらい走ったでしょうか。
こんな風景の中に
こういう蕎麦屋が
なんと注文して一時間後・・・
私のぶっかけ蕎麦 (友人たちの天ぷらも揚げたてで美味しそうでした)
きっと、注文してから蕎麦打ちが始まり、その間に娘さんが山にフキノトウを採りに行き
そして湯がいて揚げて・・・。 そうだったに違いありません。
素晴らしいおそばでした。 観光地からちょっと離れた、本物の店。
家に帰りつき、すぐに封を開けた 「コーヒーぜんざい」。
蓋を開けた時に、ふと香るコーヒー。
「すっ」 と、すすってみる。甘いんだけど、完全に甘くない苦味の無いコーヒー。
かき混ぜると、下から小豆とお餅が浮いてきました。
それを口に入れた瞬間から、コーヒーの感覚が薄らぎ・・・何とも言えない人の良さ
を感じる安心感。 コーヒーとあんこが一体となった不思議な甘美。
「いやはや・・・」 と言うしかない、至福の逸品でした。
繁華街のそばにひっそりと佇む和菓子店、 また絶対に行きたいお店となりました。
秋田県の宝です。