未開の地 外国人御用達スーパー
2018年 12月 09日
麻布
暇なので広尾をぶらつきたどり着いたスーパーマーケット
駐車場にはベンツに見たことない外車
出てくる金髪女性、入る金髪女性
スーパーの入り口付近には秋田だったら
焼き鳥屋か大判焼きに決まってるけど
オシャレな出店が出てました
ちょっと狭い入り口を入るとクリスマスのお菓子
私、英語は話せませんが、少し聞き取れます
なにやらお話してる親子の様子をうかがってたら
子供「チョコレートを〇〇に持って行きたい」
母親「これを私は買えません、ごめんなさい」
大雑把にいえばこんな内容なのですが
わかりました、この二人は親子ではなく、どうやら
母親ではなくシッターさん?のようです
そういえば、似てないもの、完全に
つかみはOK
なるほど、客層がマニアックでした
お店の中は広くはありません
商品も充実してるものもあれば、これだけ?という部門も
空っぽのかごを持ってしばらくぶらつきましたが
案の定、何も欲しい物は無く・・・
でも日本の製品のコーナーに、秋田の湯沢の「ヤマモ」さんの
商品がどーんと置いてありました(しょう油とか色々)
入れ物がオシャレなので、麻布のスーパーにはぴったりよ
奥ではチーズの試食をやっていました
チーズの特設売り場に4人
勧められて食べると、うん、美味しい
パンフレットと缶バッチもらいました
そして買い物かごが空のまんま、狭い店内
何度もチーズの特設売り場のそばを通る羽目に・・・
チョコレートをかごに入れ、お惣菜の方へ行くと
ご婦人が迷いなく冷蔵庫を開け、迷いなく取った品が
気になり、見て見たら・・・パンに塗るペースト
ゴマとひよこ豆って、オシャレじゃん
しかもそれはイスラエルのレストランが納めてるみたいで
私も買いました、600円、ひぃぃぃぃ
そしてレジの並び方を学ぼうと(ほら、一列から枝分かれ
するとか、直に並ぶとか色々あるじゃない)
ちょっと遠回りした時に、おばあさんが、なにやら
カップに味噌みたいなのを絞りだしてたの
コーヒーミルのデカいやつ?いや、なにそれ
じーっと見てたら思い出したわ!
昔、姉がホームステイから帰って来て(サンフランシスコ)
しばらく「ビーナッツバター」の歌を歌ってたの
これってもしかして?ピーナッツバター?を?
自分の好きな分だけ?買えるやつ?
ってことは?このおばあさんは間違いなくアメリカ人だわ
あとで調べたら、ピーナッツを直接入れて、ペースト状に
する機械なのだそうです
まあとにかく、外国から来た方々がどんなものを求めて
いるのか、そしてどんな日本の製品が好きなのか
このお店のラインナップを見て、理解が深まりました
お菓子とか日本の製品が最高だろう、と思ってましたが
ここでは海外の売れ筋がずらり並んでいて、やっぱり
自国の物が一番口にあうのでしょうね
そして散々学んで直でレジに並んでも良いみたい・・・と
並んでみたらこれがまた
多分、お店にお買い物をお願いしているお客様の商品
4人がかりでやってまして
レジを打つこともなく、袋に入れるわけでもなく・・・
何かお話し中
しばらく待ってみましたが・・・私の後ろの方々は
次々別のレジに分かれて行きました
並んでるんですけどーーー
待ってるんですけどーーー
一声かけて欲しいけどーーー
って気持ちでしたが、いや、ここは秋田ではない
大都会東京って所は、対応力が大切
セレブは騒がないの 品が大事
私もあきらめて他のレジに並びました
対応力、これで気持ちも簡単に整理できるように
なってきたな~私も
未知の世界に入り込み、観察し、周りに合わせ、
それっぽくふるまって任務を遂行する
楽しくなってきました