カテゴリ:私の仕事( 381 )

どうせボツだけど

ボツになるとわかってても、とりあえず

「こういう感じ」と言うひな型のつもりで、色んなタイプの

イラストをぶつけないといけません

ここから良い部分と直す部分を出し、新たにまたイラストを

作成して、ようやく先方の協議にかけられます



私、どんよりしてるもんで、いくら本気になったつもりで

頑張っても・・・でも、見てもらって先に進まないと

と、断腸の思いで見てもらいました、ひな型



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意外にウケてて

そんな面白い?

って感じですが、ウケてても、その路線が採用される

わけではないので、きっと無難な線でいくんだろうけど

ウケてたわ


でもどうせ、その案、ボツでしょ?

あたしゃぁ、その路線で行くのが良いと思うけどね






by usu_iimail | 2018-10-18 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

病める舞姫

ネット社会でありながら、書籍が大好き

読み物は紙質を感じながらページをめくりたい

ネット検索より、付箋を貼ったページをすぐ開いて見たい

本の匂いが好き



という事で、本のお仕事を頂き、この上ない喜びを感じています

その本が出来上がり、やっと手元に届きました




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「病める舞姫」 原作 土方巽(舞踏家)

秋田に生まれた「土方巽」が、少年の頃の秋田市で感じた

哀しみや苦しみ貧困などの陰を少年の目で、興味で、追っています

その記憶を土方巽の感性で表現、その話の中にそこはかとなく

懐かしい秋田の風景が浮かびます


そのお話の読みとき本の挿絵です (ほんの一部紹介します)



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大町の赤レンガ郷土館です



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どんな挿絵を描いたら良いのかわからない手探りの仕事でしたが

デザインされた方が随所に巧みに配置してくださいました

親しみを持って読んでいただければとても嬉しいです




そして、この「病める舞姫」を舞踏家たちが秋田を舞台に表現

写真家の谷口雅彦さんの切り口鋭い構図で、不気味な妖怪や亡霊の

ようにうごめく舞踏家たちを撮影しています



普段目にする風景がおどろおどろしく思えます



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赤レンガ郷土館や金子家、秋田工業高校、保戸野、秋田港

松倉家、セリオン、ももさだ倉庫群・・・

ある時は団地で、ある時は生活道路で、お墓にもたれ、木の穴から

遠くに秋田市を眺めながら、最後は帳場で蝋人形のように



ポストカードも怪しさの骨頂




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きっとどんなポストカードよりもインパクトがあり

何故に?と凝視してしまうほど

でもその舞台は完全に、秋田なのです



現在、秋田県立美術館 県民ホールにて写真展が行われています

9/8まで



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原作 土方巽「病める舞姫」 東北歌舞伎化計画秋田公演

写真 谷口雅彦

企画 NPO土方巽記念秋田舞踏会

4800円(税抜き)

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読みとき「病める舞姫」-土方巽の秋田 

解読 NPO土方巽記念秋田舞踏会「病める舞姫研究会」

文 米山伸子

1500円(税抜き)

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カイロン出版




by usu_iimail | 2018-09-04 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

気がついたらもう8月25日

あららら、あなたあなた

もう月末じゃないの



なんもイラスト出来てないわ

他にも頼まれてるもの山ほどあるのに、それにやっと気づき



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やりますやります、やるわ、やらねば、やるったらやるわ

会期の終了が迫る美術館の企画にも行かないとーーー



9月には私がイラストでちょっとだけ関わっているイベントが、県立美術館や

千秋公園で行われます。イラストの載った冊子も、届き次第、紹介します。


そしておまけで、9月いっぱい、秋田銀行八橋支店さんで作品展も行って

おります。お土産のハガキもございます。どうぞお立ち寄りください。





by usu_iimail | 2018-08-25 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

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6月7月とやっていた、やまねこ軒さんでの作品展示も終わり

サクッと撤去してきました

たまたまご覧頂いた方、わざわざ出向いてくださった方

とにかく見てくださって、本当に本当にありがとうございました


やまねこ軒さんにも大変お世話になりました


ってことで、引き続き8月9月は秋田銀行八橋支店さんで行います

営業ロビーにての展示になります、9時~15時です


8月は作品内容に大きな変わりはありませんが、9月は新作投入します

そして恒例になっているハガキのサービスもございます

よろしかったらこちらも是非お願いいたします



それにしても月の横でギラギラ輝いている火星?すごいですね

バブルの頃のディスコの黒服の兄さんの10倍くらいギラついてます

今夜は東京から息子がお客様を連れてきます

ギラつく金星と、静かに瞬く北斗七星を秋田の空で見てもらいたいです





by usu_iimail | 2018-07-31 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

やりたいことやるのに年齢なんて関係ないっ、なんて

でもやっぱり年齢って気になるわ

まず、体力と気力がねーーーーー


でも最後の力を振り絞って、東京の画廊の作家募集に応募してみました

締切が31日だから、これまで粘って粘って必死



郵便局へ大きな封筒を持って行き、その封筒に

「作家募集担当者様」

なんてデカデカ書いてるから、そればっちり見られちゃって

郵便局さんが「これ、折れても良いんですか?」なんて心配してくれて



「いいんです、どうせ落っこちるし

折れてても受かる時は受かる、折れてなくても落ちる時は落ちるから」

って、開き直りよね



私の作品を見てくださった局員さんが




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イラストをほめてくれたんで、調子に乗りました



「どうせ落っこちるから適当に出しておいて~~~」

(適当も何も郵便局さんはちゃんと出す)




もし8月末まで合格通知来なかったら、今回の作品をまた

プレゼントハガキにしまーす

最高に可愛い、秋田犬の子犬のパロディハガキよ♪



29日日曜日で、秋田市横森やまねこ軒さんでの作品展示終わりです

八月、九月は秋田銀行八橋支店さんで行いまーす

そのままそっくり作品移動





by usu_iimail | 2018-07-28 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

秋田犬描きまくり

日々ひたすら秋田犬のイラストを描いてますが

もう私は何匹の秋田犬をこの世に産んでしまったのか?

と思うくらい描きまくってます




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でもそのうちの数匹しか採用できず、あとは私の手元で温める?

とにかく描いて描いて描きまくってる毎日です

しかも子犬オンリー


でもだんだん描いてるうちに、赤ちゃん犬がおっさん臭くなってきて

加齢臭漂う子犬になってます

ひねりすぎて、この秋田犬はいったい・・・?

ってのも多くて、お蔵入り必至です





by usu_iimail | 2018-07-27 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

湯沢絵どうろう取材3

絵どうろうの事以外にも、色々教えて頂いたことがあり



まずは神原さんの本業とは


「寺院用具蒔絵彩色」

そうそうお目にかかれない職業の方です

秋田だけではなく日本中にお仕事があります


皆さんが想像つくところで、日光東照宮の見ざる言わざる聞かざるの猿

あのような木で彫られたものに、彩色を施していくのだそうです

ペンキ屋さんで売っている「ネオカラー」で

何色でどのように塗る、なんて雛型があるわけでもなく、きっと経験のみで

塗られていくのだろうなあと思います





普通の感覚ではなかなか出来ないことをやっていらっしゃいます

実際、やりたいことが沢山ありすぎて体3つくらい欲しいって・・・

果てしない興味と、また私たちが思いもつかない事に気持ちが向いていて

間口の広さと、引き出しの多さ、先を見る目が鋭すぎました



神原さんの先生には「あなたは宇宙人だ」と言われているそうです

わかる気がします、一つの世界に収まっているような方ではないと思いますし

ご本人もおっしゃっていましたが、相当な変わり者だと



お昼ごはんに誘っていただき、近所の定食屋へ行きました



とんかつ定食よ



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久し振りに白米

そしてついこの前まで大都会東京にいて、弁当1つ買うにも

「高っけーなー」「ドライトマトのマリネとか」と、すっかり都会モード

でしたが・・・「やっぱ秋田はええなー♡」と感じるラインナップ

キャベツだけで腹いっぱいだわ

スパゲッティサラダとかハイカラの極み「サウザン風のドレッシング」とか

きゅうりがっこの切り方が太かったり、まずは米が美味い


腹いっぱい食べて色々話してるうちに

実は私も宇宙人だったことに気づかされました



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普通の主婦のつもりでいましたが、私もがっつり宇宙人でした

手相が物語っていました

宇宙人同士でランチしてたんですね♪


私は主婦の小遣い稼ぎの宇宙人イラストレーターという事になりました

神原さんは人脈に大変恵まれている方

私もそうなるように、もっともっと色んな方にお会いして行けたら良いと

思いました

大変お世話になりました

またお会いしたいです!!








by usu_iimail | 2018-07-11 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

湯沢絵どうろう取材2

さて、絵どうろうのような大きな物をどのように描くのか

そして何をモチーフにして描いていくのか、等気になる事盛り沢山

どんな画材を使っているかも含め、聞いてまいりました




まずは制作現場です

許可を頂いて撮影、またブログ掲載しております



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浮世絵です

が、立体感があります。神原さんの色塗りで、平面のはずの浮世絵が

暖かく丸みのある仕上がりになっています

大きな壁に紙を張り付けられるようなボードがあり、そこに和紙を

貼っています。そして紫外線に弱いため、製作途中の保管にはタオル

ケットを上から貼り付けています。


「散らかってますよ~」と神原さんはおっしゃられていましたが

もちろん私の制作現場もあれこれ色んなものがあります


写真にも写っていますが、綿棒とか普通の文房具とか

私なんかは更に犬のおやつや、孫の手、なぜかペットボトルも沢山


モチーフはネットで探したり、知り合いの方を描いたりしているそうです

気に入ったものを描くために、モチーフの本人に許可をもらったり

事務所や配給会社等々、しっかりと許可をもらった上で作成している

そうです

そのお相手と言うのが、宝塚のトップ女優であったり、有名な劇場で

あったりと、模写するスケールが全然違います




まずは図で説明します



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模写したい原版に線を引き分割

それを見ながら実際描く大きさの紙に描いていきます

それを本番の紙に写してなぞり下描きします


色は陰の部分から塗って行きます

顔、そして着物などの模様を塗ってアクリル絵の具で上塗り

その後範囲の広いものを塗って行きます

3~4回は重ね塗りし、濃く塗って行きます


と、工程はこのような感じなのですが・・・

私が一番心にしみたのが、なんと、布を染める染料で色を塗っている

ということです。なので、これは「塗る」という表現でいいのでしょうか

和紙を「染める」という作業の方がより美しく感じます


この時点で私は魅了されているのです

そして蝋を使ってみたりと、完全にろうけつ染めのような、そんな感じに

受け取ってしまいます



そして紫外線に弱く、色はどんどん褪せていく、神原さんは「絵どうろうは

消耗品です」という言葉もとても印象的でした


美しい物って、儚い物なのですね・・・


次回に続きます






by usu_iimail | 2018-07-10 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

湯沢絵どうろう取材1

小さい頃から描いていた絵が、なんとなく副業になってしまった私

ですが、すでに行き詰まりを感じ(感覚のみで基礎が無いため)

踊ってみたり真似してみたりパソコン導入してみたり、

やや悪あがきのようになってしまっています

そんなところに、憧れの湯沢の絵どうろうを描いている人を紹介して

もらえ、喜び勇んで湯沢市川連の木彩屋(きさや)さんまで行ってきました



http://www.kisaya.co.jp/





とは言っても、羊の皮を被ったヤギの私が緊張しないわけはなく・・・

ひとり妄想して口数の少ない職人だったら・・・とだんだん心拍数も

下降し、真っ青になって制作現場へ着くと、まだいらしてませんでした。



一階が店舗でしたので、そこを興味深く見させてもらって間もなく

絵どうろうを制作している神原さんがいらっしゃいました



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私より年下ではありますが、見た目はもっともっと若くて

体の締まりも見事、オーラも抜群、パワーを感じる色彩師の女性です

白木で作られた仏具に色を塗るのが彼女の本業のお仕事だそうです




湯沢の絵どうろうは二枚一組で一つの作品になります

以前の作品を見せて頂きました



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何と柔らかなタッチ、発色に感動を覚えました

透明水彩でもムラになりやすい色ってあるのですが、色を作る時

グレーを混ぜるとムラになりやすいのだそうです

それでも仕上がりがとっても綺麗で、技術の賜物です


帯の模様の縁、着物の鶴の模様が光って見えませんか?ここには

ロウソクの蝋が塗られているのだそうです。拭き取られるとのこと

ですが、仕上がりはこのように灯りがつくと光って見えます

これが絵どうろうの醍醐味でもあります

光りを通して見ることを前提に描かれているのです


皆さんはどのように絵を見られているでしょうか

綺麗だなあ、表情が素敵だなあ・・・というのは私もそうなのですが

描いてる側としては、ムラなく塗るにはどうしたらいいか、滲むこと

を考えると、着物の地の色(赤)と模様の境目がにじんでないのは

どうやっているからかなあ?とか、技術的な所も気になります


なので、いつも作家さんがいると「画材」を聞いてしまいます


そして今回とても興味深かったのは、蝋を使っていること、そして

昔は蝋だったけれど、今はアクリル絵の具を重ね塗りしているとのこと

なるほど、それがマスキングのような働きをしてるのね


描いている紙が特別な和紙で、私たちのようにマスキング液を塗って

はがす、と言うことは出来ないのです

そして未だに解せないのは、墨汁で絵の線を描かれているのに、和紙

なのに、全くにじみが無いこと

まったくにじまないクリーンな線を引ける和紙に感動してしまいました


そのクリーンな線を書くときに使う筆


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含みのある筆と含みの無い筆

神原さんが描きやすいと言われていたのが「面相筆」です

私も欲しくなりました(使い道の当てがないけれど)


まずは今日はここまで

絵を見せてもらって、すぐに感じた疑問などを初っ端伺いました

工程などはまた明日!


もう魅力的で興味が止まりません







by usu_iimail | 2018-07-09 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)

形になりました

ようやく出来上がったハガキを手にしました



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頑張った甲斐あって、ずいぶんと費用を抑えられました


出来上がりは、自宅プリンターで作ったものとあまり変わらなかったので

名刺を作った時ほどの感動は無かったのですが

それでも裏表、きちんと印刷され、流石専門業者とあって

色の出方が自宅プリンターに比べて鮮やか

やはり餅は餅屋なんだなあ、と実感いたしました



せこい画像ですが



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背景にカラーを入れたり、ロゴを入れたり、詩を入れたり

宛名面にもデザインを施したら、都会の画廊に置いてあるDM並みに

良い仕上がりになりました


難点は紙を特注しなかったので、手触りにいささか愛が無いというか

ペンで宛名を書くときに、摩擦が少なく書きにくいだろうなあ・・・

という心配


名刺の時に紙を特注し、手触りに凝って値段を張り上げた経緯があり

今回は試しに一般紙でやってみました


そして一ヶ月、これに没頭したため、月末の絵の締切間に合わず

今、ブルーです



秋田銀行八橋支店さん、とりあえずの西馬音内盆踊りの新作1枚

ぶら下げてきます


来週になったら、秋田の紫陽花寺「雲昌寺」さんを展示します



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by usu_iimail | 2018-06-30 00:01 | 私の仕事 | Trackback | Comments(0)